継続的デリバリーと DevOps でデジタル トランスフォーメーションを加速する

2019-03-29 (Fri)  •  By 伊藤  •  活用のヒント  •  CloudBees DevOps 継続的デリバリー 翻訳

今回の記事は、ゴーツーグループ ブログ (英語版)「Accelerate Digital Transformation with Continuous Delivery and DevOps 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

今回のブログ投稿は、2019 年 03 月 09 日に CloudBees 社の Web サイトに公開されたものです。

今日のデジタル経済においては、顧客は今までにないスピードでの継続的なイノベーションに慣れています。顧客の期待に応える素晴らしいアプリケーションやサービスを生み出すためには、最新の開発/デリバリー プロセスに支えられた戦略的なソフトウェア開発が必要です。大規模なイノベーションに対応し、競争上の優位性を強化する。そのためにビジネス リーダーは、自身の組織内で DevOps および継続的デリバリーの採用を積極的に推進しなければなりません。今回のブログ投稿では、デジタル トランスフォーメーションの目標を迅速に達成するためにあなたの組織が採用できる唯一最大の変更が DevOps と継続的デリバリー (CD) である理由、ならびに手始めにあなたがするべきことについて掘り下げます。

継続的デリバリーである理由

DevOps は哲学的かつ文化的なプロセスです。より多くのソフトウェア リリースをより高速かつ高品質に生産できるよう、開発者、テスト担当者、そして IT 運用担当者を導きます。一方、継続的デリバリーは DevOps の原則を運用可能にするための手法です。継続的デリバリーはタスクを自動化することで、ソフトウェアを継続的に統合するプロセスにおける手動のやり取りを削減します。また、正常にテストされたソフトウェアを迅速かつより頻繁に製品化します。プロジェクト チームは、うまく行っている事項や改善すべき事項に関する継続的に自動化されたフィードバックを基にその都度修正と改善を行えます。

継続的デリバリーへの移行と実験は、デジタル トランスフォーメーションでよりアジャイルな環境を構築するためにとても重要です。新しい機能を既存のシステムに段階的に追加することで、IT 組織は動作するソフトウェアをより迅速に顧客に届けることができます。その上、課題一覧の中から優先度の高い機能改善に取り組めます。つまり、明瞭なフィードバック ループの助けを借りることで、可能な限り短い時間でもっとも緊急な課題に取り組めます。従来は数か月ごとにリリースされていた製品は、数日ごとに更新できるようになります。その上、増分の変更がより頻繁にリリースされた場合、欠陥の特定と修正をより簡単に行えるようになります。また、必要に応じて小さな変更をロールバックすることで、意図しない変更が製品環境に入り込むのを防げます。

継続的デリバリー モデルは、市場の変化に迅速に対応するために必要なアジリティと量産準備をあなたの IT 組織にもたらします。あなたのチームはより生産的になるため製品はより安定します。また、いたるところでフェイル ファストと継続的イノベーションを促進するための柔軟性が高まります。この事は、DevOps ならびに継続的デリバリーの実装のさまざな段階にある 100 以上の企業に対して CloudBees が行った事業価値の評価に裏付けられています。最も顕著なことは、このモデルが提供する反応性の向上により、より速い成長を推進できます。また、ビジネスの新しい領域への拡大、さらにデジタル時代におけるより効率的な競争が可能になります。

DevOps が CD 実現のための鍵となる

継続的デリバリーは、協調的かつ DevOps 文化を備えた組織に最適です。アイデアから実装までのエンド ツー エンド プロセスが最適化された継続的パラダイムにおいては、開発チームとオペレーション チーム間のサイロ化と手動での引継ぎはできません。企業が DevOps をベースとした文化を受け入れず、かつ、サイロ化を取り除くことに失敗した場合、デジタル時代で競合するために必要となる IT/開発環境の構築が困難となります。結局のところ、もっとも柔軟性のないチームに合わせたアジャイルしか実現できません。

徹底した改善に焦点を当てられる文化を導入する際の問題は人的なものです。多くの場合、考え方や行動における重要な変化を必要とします。例えば、継続的デリバリーの目標である、リリース速度の向上とソフトウェア品質の改善を達成するには、継続的テストや継続的セキュリティなど、各種アクティビティの円滑なシフトレフトが必要となります。開発、テスト、セキュリティおよびその他のビジネスの間に従来から存在するギャップの橋渡しを行うためには、企業のあらゆるレベルにおける部門間の積極的なコミュニケーションが必要です。誤った方向に導かれた IT 組織は自身の働き方を根本的に変えることができません。その代わりに高レベルのプロセスや構造を変更するだけの表面的レベルの変更にとどまります。

その他の有益な組織変革は、自主的チームを奨励することです。開発チームとオペレーション チームは、自分たちで決定を行ったり、変更を適用したりするための権限を持つ必要があります。そのためには、官僚制度を避け、チームを信頼することが必要です。また、失敗を恐れない、実験に報いる環境を構築することも必要です。

今後の道筋

安定した、一貫性のある DevOps を実践することで実現する継続的デリバリーは、デジタル時代において顧客の成功および競争力の保持の鍵となります。これら手法の導入と成功を確約する汎用的なアプローチはありません。しかし、小さく始めることには莫大な価値があります。そして、実験、フィードバック収集、学習、改善、そして範囲を拡大して行くのです。

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