Jira Software 7.13.x アップグレード ノート

2018-11-28 (Wed)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  JIRA Software アップグレード ノート 翻訳

今回の記事は、Jira Software 管理ドキュメント「Jira Software 7.13.x upgrade notes 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

アップグレード ノート

Jira 管理者

Apache Tomcat のアップグレード

Apache Tomca がバージョン 8.5.32 にアップグレードされました。この変更により、server.xml ファイルの修正が必要となります。

問題点

Apache Tomcat サーバーは特殊文字を含む要求を除外するため、そのような要求は動作しません。その理由ですが、Tomcat は主要な Web ブラウザーとは異なるエンコードと URL を使用しているためです (詳細については、「Encoding and URIs 」を参照してください )。この問題がもっとも顕著となるのは、JQL を用いた検索を行う場合です。この操作を行う際に数多くの特殊文字を使用することがあります (例 : []<>)。また、この問題は Jira 上の他のページにも影響を及ぼす可能性があります。

解決策

この問題を解決するためには、server.xml ファイルの編集を行い、Tomcat が要求内の特殊文字を受け付けるためのプロパティを追加します。

  1. <Jira-installation-directory>/conf に移動し、server.xml ファイルを編集します。
  2. お使いのアプリケーションが使用しているコネクターをすべて検索します。ファイル内で Connector を検索するか、以下の例を参照してください。
  3. server.xml 内のコネクター プロパティに relaxedPathChars="[]|" relaxedQueryChars="[]|{}^\`"<>" を追加します。以下はその一例です。
  4. <Connector port=”8080″ relaxedPathChars=”[]|” relaxedQueryChars=”[]|{}^\`"<>” maxThreads=”150″ minSpareThreads=”25″ connectionTimeout=”20000″ enableLookups=”false” maxHttpHeaderSize=”8192″ protocol=”HTTP/1.1″ useBodyEncodingForURI=”true” redirectPort=”8443″ acceptCount=”100″ disableUploadTimeout=”true” bindOnInit=”false”/>
  5. Jira を再起動します。
  6. (Data Center の場合) 上記の操作を各ノードで行います。

新しい診断情報を間もなく実装

Jira 7.13 にアップグレードした場合、いくつかの新しいメッセージがアプリケーション ログならびに新しい atlassian-diagnostics.log ファイル (このファイルもサポート ZIP に含まれています) に記録されていることがあります。

これは、現在弊社が取り組んでいる新しい診断情報に関連するものです。第一歩として、JQL に関する追加情報が導入されます。複雑、重い、または単に遅い JQL は Jira を不安定にする主要な原因です。この新し診断情報は、問題のある JQL をより迅速に特定でき、ダウンタイムの回避に役立ちます。現時点では、これらメッセージに対して取るべきアクションはありません。

弊社はしきい値の詳細な調整を行い、将来の Jira リリースではこの診断情報に関する UI を実装する予定です。

OpenJDK 上での Jira の稼働

Jira を OpenJDK 8 上で稼働できます。満たすべき特別な要件はありません。ただし、新しい OpenJDK をインストール後に JAVA_HOME を切り替えてください。詳細については、「Installing Java 」を参照してください。

JVM コード キャッシュを構成するための新しいプロパティ

JVM コード キャッシュを構成するためのプロパティが setenv.sh /.bat ファイルに追加されています。この件に関して取るべきアクションはありません。既定の構成は大抵の Jira インスタンス用に最適化されています。この変更を適用することで、コード キャッシュ (これはインストール済みアプリを Jira が読み込む際に使用されます) がいっぱいになる問題を解決しています。詳細については、「Recognized system properties for Jira applications 」を参照してください。

以下は、setenv.sh / .bat ファイルにおけるこの新しいプロパティの例です。

JVM_CODE_CACHE_ARGS=-XX:InitialCodeCacheSize=32m;-XX:ReservedCodeCacheSize=512m

PostgreSQL 9.3 は非推奨に

Jira 7.12 および 7.13 では、PostgreSQL 9.3 の使用は非推奨になりました。Jira 8.0 では、PostgreSQL 9.3 へのサポートは完全に廃止されます。詳細については、「End of support announcements 」を参照してください。

プラグイン開発者

プラグインに関する重要な変更については、「Preparing for Jira 7.13 」を参照してください。

アップグレード手順

注意 : 最初に検証環境をアップグレードしてください。検証環境でアップグレードのテストを行った後に本番環境での作業を行ってください。

いずれかのバージョンの Jira をすでに稼働している場合、以下の指示に従って最新バージョンにアップグレードしてください。

  1. アップグレードを行う前にインストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを取得することを強くお勧めします。
  2. お使いのバージョンと最新バージョン間の すべてのリリース に関するリリース ノートとアップグレード ノートを読みます。
  3. Jira の最新バージョンを ダウンロード します。
  4. Upgrading Jira applications 」 の指示に従います。

以前のバージョンからアップグレードする場合

  • 7.0 以降のバージョン
  • Jira Software upgrade matrix 」を確認してください。複数のバージョンをまたいだアップグレードを行う際に注意すべき既知の問題が記載されています。

  • 7.0 よりも前のバージョン
  • Atlassian Migration hub 」を参照してください。Jira 7.0 リリースでは大規模な変更が導入されています。最初に 7.0 にアップグレードしてから最新バージョンへのアップグレードを行ってください。


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