2018-01-12 (Fri) • By 伊藤 • ドキュメント • Jira Software アップグレード ノート 翻訳
修正 : ジョブ ID の重複
このリリースでは、ジョブ ID の重複に関する問題が修正されています。関連する不具合報告については JRASERVER-64325 を参照してください。
この修正の詳細
アップグレードの最終処理を行っている際、アップグレード タスクはデータベース (clusteredjob
テーブル) から重複を取り除きます。clusteredjob_jobid_idx
インデックス全体を再作成し、UNIQUE
キーワードを追加します。これにより、重複が取り除かれ、再び重複が作成されることを防止できます。
既知の問題
この修正は大部分の環境で機能します。しかし、弊社テスト環境の 1 つで問題が発生しました。我々が重複を取り除いた後、かつインデックスを再作成する前に新しい重複が作成された場合に問題が発生しました。つまり、我々が重複の作成をブロックする前です。このような重複はインデックスの再作成を停止します。
解決策
インデックスが再作成されない場合でもアップグレードが中断したり、作業に大きな影響が出ることはありません (パフォーマンスが低下する可能性はあります)。しかし、以下の手順に従ってインデックスを再作成することを推奨します。
clusteredjob_jobid_idx
インデックスが存在するかを確認します。存在する場合 : 問題ありません。インデックスは適切に再作成されています。
存在しない場合 : Server の場合は Jira インスタンスを再起動します。Data Center の場合はノードの 1 つを再起動します。
非同期モジュール定義 (Asynchronous Module Definition)
Jira 開発チームは Jira コードを AMD (非同期モジュール定義/Asynchronous Module Definition) に変換する作業を行っています。これはモジュールとその依存関係を使用すること、そしてコード品質全般を向上させることを目的としています。変換が完了しているのは一部のコードのみです。また、あなたは何もする必要はありません。弊社の計画をあらかじめお知らせしておくと、弊社は AMD への完全な移行を予定しています。これにより、グローバル変数のサポートは廃止されることになります。
各リリースごとにこの領域に関する進捗をお知らせします。最近のコード変更にも関わらず、弊社は下位互換性を維持しています。したがって、従来の方法でプラグインを開発できます。
まだグローバル変数を使用している Jira ページを表示した場合、「グローバル変数は非推奨です。AMD モジュールで代用してください。」という警告が開発者コンソールに表示されます。現時点ではモジュールを使用する、もしくは引き続きグローバル変数を使用することを選択できます。
注意 : 最初にテスト環境をアップグレードしてください。_テスト環境でアップグレードのテストを行った後に本番環境での作業を行ってください。
Jira をすでに稼働している場合、以下の指示に従って最新バージョンへのアップグレードを行ってください。
アップグレード マトリックスを確認してください。複数のバージョンをまたいだアップグレードを行う際に注意すべき既知の問題が記載されています。
「Migration hub 」を参照してください。Jira 7.0 リリースには大規模な変更が導入されています。最初に 7.0 にアップグレードしてから最新バージョンへのアップグレードを行います。