Atlassian JIRA (Server) から JIRA (Cloud) への移行

2016-03-18 (Fri)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  Jira Core Jira Service Desk Jira Software 翻訳

今回の記事は、JIRA Software 管理ドキュメント「Migrating from JIRA Server to JIRA Cloud 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

備考

XML バックアップのインポートに関する問題を避けるためにも、最新リリースの JIRA Server から JIRA Cloud へのインポートを推奨します。最新バージョンへのアップグレード方法については、「JIRA アプリケーションのアップグレード 」を参照してください。

以下は、スタンドアロン版やファイアウォールの内側に配置された JIRA Server インスタンスから JIRA Cloud インスタンスへの移行方法に関する解説です。このナレッジベース記事では、以下の手順について取り上げています。

  1. この リンク を使用して新規クラウド アカウントにサインアップします。そして、 インスタンスの URL/ホスト名を設定します。
  2. XML バックアップ ユーティリティを使用して JIRA コンテンツ/データベース/構成データをエクスポートします。
  3. データ ディレクトリと data\attachments ディレクトリにある添付ファイルのバックアップを取得します。
  4. WebDav を使用してクラウド インスタンスへ ZIP ファイルをアップロードします。
  5. JIRA インポート ユーティリティを使用してデータおよびコンテンツを新規インスタンスに復元します。
  6. ユーザーに対し、アプリケーション アクセスをセットアップします。
  7. JIRA 権限 (グローバルおよびアプリケーション権限) の設定を再確認します。

JIRA の XML バックアップ ユーティリティの使用

  1. “JIRA システム管理者” グローバル権限 を持つユーザーとして JIRA Server インスタンスにログインします。
  2. 歯車アイコン () から [システム] オプションを選択します。次に [インポートとエクスポート] から [システムのバックアップ] オプションを選択し、[JIRA データのバックアップ] ページを表示します。
  3. JIRA インポート ウィザードが表示されます。前提条件に目をとおし、サポートされているデータのインポート形式を確認します。
  4. JIRA Server インスタンス上で、JIRA XML バックアップ ユーティリティを使用して課題データの XML バックアップを作成します。次に、添付ファイルを圧縮します。JIRA ドキュメントの「データのバックアップ 」を参照してください。
  5. JIRA Server ユーザーの場合は、添付ファイルの圧縮ステップをスキップし、後続のステップへ進んでください。
  6. オプション : アバターやロゴをインポートしたい場合、それらも同様にバックアップします。これを行うためには、/data/avatars および /data/logos ディレクトリをそれぞれ圧縮します。/avatars および /logos ディレクトリが最上位レベルにあることを確認します。

data ディレクトリのバックアップ

data ディレクトリは、JIRA ホーム ディレクトリ のサブ ディレクトリです。JIRA のアプリケーションが含まれています。例えば、添付ファイル を有効にしている場合、JIRA 課題に添付されたすべてのファイルは data\attachments ディレクトリ内に保存されます (データベース上ではありません)。

data ディレクトリのバックアップを取得するためには、data ディレクトリのスナップショットを作成する必要があります (すべてのファイルとサブ ディレクトリを含みます)。次にそのスナップショットをバックアップを取得します。data ディレクトリ配下のディレクトリ構造はスナップショットでも保持されていなければなりません。

詳細については、こちらの ドキュメント を参照してください。

データのインポート

  1. WebDav を使用してファイルを Atlassian Cloud にアップロードします。
    • ファイル サイズが 2GB を超える場合は、1GB 単位に分割してから Web Dav へのアップロードを行います。
  2. Atlassian Cloud に管理者としてログインします。画面右上の歯車アイコン () を選択します。次に <製品名> 管理 (例 : “JIRA 管理”) を選択します。以下の手順で JIRA インポート ウィザードを表示します。
    • お使いの Cloud インスタンスに複数のクラウド アプリケーションが含まれる場合、右上の歯車アイコン () をクリックし、[JIRA 管理] オプションを選択します。次に [システム] セクションの [JIRA インポート] を選択します。
    • JIRA のみのサイトの場合、[システム] から [JIRA インポート] を選択します。
  3. [次へ] ボタンをクリックし、ウィザードの指示に従ってインポート処理を終了します。
  4. ウィザードは指定した XML バックアップ内の URL を確認します。Atassian Cloud 上の新規 JIRA を指すように URL を更新するかどうかを訪ねてきます。

インポート処理により、既定の JIRA グループ名は以下の Cloud グループにリネームされます。

元の JIRA グループ Cloud グループ
jira-administrators administrators
jira-developers developers
jira-user users

インポート後に行う処理

新規ユーザーへのアプリケーション アクセスの付与

インポート処理は既定のアプリケーション アクセス設定を引き継ぎません。また、新規ユーザーに対していずれのアプリケーションへのアクセスを付与しません。これらユーザーにアプリケーション アクセスを付与することで、ユーザーがログインできるようにする必要があります。

アプリケーション アクセスを割り当てる方法については、「アプリケーションの管理」を参照してください。

権限の設定

JIRA 権限

旧 JIRA Server インスタンスにおいて、既定の “JIRA 管理者” および “JIRA ユーザー” グローバル権限を変更している場合、例えば、”JIRA ユーザー” グローバル権限にグループ managers を追加している場合、インポート後に JIRA Cloud 上で JIRA グローバル権限設定を設定する必要があります。

その理由ですが、インポート処理では “JIRA システム管理者”、”JIRA 管理者” および “JIRA ユーザー” グローバル権限はインポートされないためです。なお、他のグローバル権限の設定はインポートされます。

他アプリケーションに関する権限

アプリケーション権限は、各アプリケーションで個別に管理されています。サイトが他のクラウド アプリケーションを含んでいる場合 (例 : Confluence Cloud や Bamboo Cloud など)、これらアプリケーションの権限を設定する方法については、「アプリケーション権限の管理」を参照してください。

一般的な問題

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