Atlassian JIRA (Cloud) から JIRA (Server) への移行

2016-03-22 (Tue)  •  By 伊藤  •  ドキュメント  •  Jira Core Jira Service Desk Jira Software 翻訳

今回の記事は、JIRA 管理ドキュメント「Migrating from JIRA Cloud to Server applications 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

このページは、現在 JIRA Cloud アプリケーション サイトを利用しており、かつ、自身のサーバー上にホストされた JIRA Server アプリケーション インスタンスへの移行を検討しているユーザーを対象としています。

概要

JIRA Server アプリケーションの最新製品リリースのダウンロードとインストールが必要です。最新バージョンについては、JIRA Server アプリケーションのダウンロード ページを確認してください。最新製品バージョンをインストールした後、ホスト版 JIRA Cloud アプリケーションから新しい JIRA Server アプリケーション インスタンスへデータを移行します。

以下のすべての手順に関し、JIRA 管理者グローバル権限 を持つユーザーとしてログインする必要があります。

はじめに

既知の不具合

JIRA Cloud アプリケーションは最新機能と改善のために定期的にアップデートされています。つまり、基本的にダウンロード版の JIRA Server アプリケーションよりも新しいバージョンで稼動しています。JIRA Cloud アプリケーションから JIRA Server アプリケーションに移行する場合は、作業開始前に以下の情報に注意してください。

以下の既知の不具合を参照してから、移行を開始してください。

機能の損失

JIRA Cloud からサーバー アプリケーションに移行する場合、いくつかの機能が失われることがあります。その理由ですが、将来リリースされる予定の JIRA Server アプリケーション バージョンの機能が JIRA Cloud アプリケーションにはすでに導入されているためです。例えば、最新 JIRA Server アプリケーション リリースは JIRA 6.2.x であり、JIRA 6.3 は現在開発中です。JIRA 6.3 のいくつかの機能は JIRA Cloud アプリケーションで利用可能になっています。しかし、JIRA Server アプリケーションではこれら機能は JIRA 6.3 バージョンがリリースされるまで利用できません。

JIRA アプリケーションのライセンス

Atlassian Cloud ライセンスは JIRA Server アプリケーション インスタンスでは使用できません。https://my.atlassian.com で新しい JIRA Server アプリケーション ライセンスを生成する必要があります。

JIRA Serer アプリケーション インスタンスのプラグイン用ライセンスは再利用できます。JIRA アプリケーション用 Atlassian プラグインおよび Gliffy のライセンスは、https://my.atlassian.com で確認できます。他のすべてのサードパーティ プラグインのライセンスに関しては、開発元に連絡してください。

他 Cloud アプリケーションの移行

本ページの解説は、JIRA アプリケーションにのみ適用されます。他の Cloud アプリケーションを移行する場合 (例 : Confluence Cloud から Confluence Server への移行)、「データのバックアップとエクスポート 」を参照してください。

注意 : JIRA Cloud アプリケーションおよび他アプリケーション (例 : Confluence Cloud) を自身のサーバーにホストされたインスタンスに移行する場合、Cloud ではネイティブな統合機能のいくつかを失うことになります。これらはアプリケーション間のアプリケーション リンクを構成することで再有効化できます。手順については、「他アプリケーションへのリンク作成にアプリケーション リンクを使用する方法 」を参照してください。ヘルプが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。

手順

  1. JIRA Cloud アプリケーションのデータのバックアップを作成する
  2. JIRA Server アプリケーションをインストールする
  3. JIRA Cloud アプリケーションのデータを JIRA Server アプリケーションにインポートする
  4. 添付ファイルを複製する
  5. システム管理者パスワードを変更する
  6. JIRA Cloud アプリケーションサイトにインストールされているプラグインの種類を確認する
  7. プラグイン (アドオン) をインストールする

1. JIRA Cloud アプリケーションのデータのバックアップを作成する

  1. JIRA Cloud アプリケーション サイトに管理者としてログインします。
  2. 課題のエクスポート 」の指示に従い、JIRA Cloud アプリケーション データから XML エクスポートを生成します。
  3. この解説には添付ファイルのバックアップも取り上げられています。なお、エクスポート プロセスにより JIRA Cloud ライセンスとプラグイン ライセンスが XML から除去され、インストール済みインスタンスへのインポート時に利用できなくなります。ただし、JIRA Cloud アプリケーションでは引き続き利用できます。
  4. Cloud WebDAV ディレクトリからバックアップ ファイルをダウンロードします (これも「課題のエクスポート 」で解説されています)。

JIRA Server アプリケーションをインストールする

必ず最新バージョンの JIRA Server アプリケーションを使用します。

  1. 最新バージョン をダウンロードします。
  2. セットアップ ウィザードの実行を促される時点まで「JIRA アプリケーションのインストール 」の指示に従います。その後、以下の手順 3 を参照します。

JIRA Cloud アプリケーションのデータを JIRA Server アプリケーションにインポートする

データベースを構成する時点までセットアップ ウィザードの指示に従います (「セットアップ ウィザードの実行」の手順 1 参照)。すでに JIRA Server アプリケーション インスタンスにデータがある場合は、この手順により上書きされます。

「セットアップ ウィザード (アプリケーション プロパティ) 」の手順 2 において、既存のデータがあるかを質問されます。[既存データのインポート] をクリックし、指示に従い先ほど生成した JIRA Cloud アプリケーションのバックアップをインポートします。なお、以下のメッセージが表示される場合があります。これはただの警告です。インポートは引き続き行われます。

備考

バックアップ サイズが大きい (2G バイト以上) のインスタンスについては、添付ファイル課題およびユーザー データとを分けてインポートすることを推奨します。これを行うためには、以下の操作を行います。

  1. バックアップ ファイルを解凍します。
  2. activeobjects.xml および entities.xml ファイルのみを圧縮します。
  3. 圧縮したファイルをインポートします。

添付ファイルを複製する

エクスポートに添付ファイルを含めた場合は、以下の操作を行います。

  1. ダウンロードしたバックアップ ファイルを解凍します。
  2. 添付ファイル フォルダーのコンテンツを JIRA Server の $JIRA_HOME/data/attachments ディレクトリに複製します。

システム管理者パスワードを変更する

  1. 以下の資格情報を使用して、新しい JIRA Server アプリケーションにログインします。
    • ユーザー名 : sysadmin
    • パスワード : sysadmin
  2. ログイン後、直ちにパスワードを変更します。

JIRA Cloud アプリケーションサイトにインストールされているプラグインの種類を確認する

現在、JIRA Cloud アプリケーションで使用しているすべてのプラグインを、JIRA アプリケーション インスタンスにインストールする必要がります。例えば、Gliffy、Tempo、その他がこれに該当します。

から [アドオン] を選択します。[アドオンの検索] 画面には、Atlassian Marketplace で提供されているアドオンが表示されます。[アドオンの管理] を選択して、現在 JIRA アプリケーションにインストールされているプラグインを確認します。[アドオンの管理] を選択して、[ユーザーがインストールしたプラグイン] セクションに表示されているプラグインの一覧を書き留めます。その際、プラグイン名とバージョンを記録します。

プラグイン (アドオン) をインストールする

前述の手順で書き留めた各プラグインを JIRA Server アプリケーションにインストールします。JIRA Cloud にインストールされていたものと同じか、それよりも新しいバージョンのプラグインをインストールします。古いバージョンのプラグインをインストールしたことでデータがダウングレードされた場合、Atlassian はサポートを行いません。

プラグインのインストール方法については、「アドオンの管理 」を参照してください。プラグインのライセンス キーを手動で追加する必要があります。

注意

JIRA にバンドルされている サポート ツール プラグイン は、移行完了後に無効化されます。[アドオンの管理] セクションの [すべてのアドオン] 以下を確認して再有効化してください。

インポートに関するバージョン マトリックス

以下の表は、JIRA Cloud アプリケーションからの移行に関し、使用すべき JIRA Server プラットフォーム バージョンの一覧です。バージョン番号は、データのエクスポート元となる JIRA Cloud アプリケーションに依存します。

以下で指定されていない限り、最新 JIRA バージョンを使用することを推奨します。最新 JIRA プラットフォーム バージョンを使用できない場合のみ、以下に記載されたバージョンを使用します。

エクスポートの作成日 使用する JIRA Server プラットフォーム
2012/12/02 以前 Atlassian サポート にお問い合わせください
2012/12/03~2012/12/16 5.2.1
2012/12/17~2013/01/20 5.2.2
2013/01/21~2013/02/06 5.2.5
2013/02/07 以降 最新バージョンを使用します
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