Confluence 4.0 の準備をしよう (第 2 回新しい編集画面)

2011-08-05 (Fri)  •  By 伊藤  •  活用のヒント  •  Confluence

アトラシアン 社の 企業向け Wiki システム Confluence 4.0 をリリース前にいじくり倒すこのシリーズ、今回は一新された編集画面の概要についてです。前回同様、使用している Confluence 4.0 はマイルストーン版であるため、実際のリリース版とは仕様が異なる可能性があることをご了承願います。また、「Confluence 4.0 の準備をしよう (第 1 回コンテンツの保存形式の変更)」 をまだお読みでない方はそちらも併せてお読みください。

以下は Confluence デフォルトのデモンストレーション スペースのトップ ページです。画面右上の [編集 (Edit)] ボタンをクリックして、編集モードに切り替えて見ましょう。

Confluence 3.5.x までのエディターには、リッチ テキスト エディターと Wiki マークアップ エディターの 2 種類がありましたが、Confluence 4.0 からは 1 種類だけになりました。画面上部にある各種アイコンは直感的で、マイクロソフト Word などを使用したことがあれば特に戸惑うことはないでしょう。ただし、今まで編集画面左上にあった [プレビュー (Preview)] ボタンが右下に移動しています。慣れてくると、こちらの配置の方が使いやすい気がします。

新しいエディターは基本的にリッチ テキスト エディター風ですが、マクロの取り扱いが異なっています。今までのリッチ テキスト エディターの場合、マクロは Wiki マークアップで表現されていましたが、Confluence 4.0 のエディターではマクロの部分もグラフィカルに表現されています。ところでこの画面、昔のホーム ページ作成ソフトウェアを彷彿させるのは気のせいでしょうか?

この変更のお陰で編集画面上から Wiki マークアップが表示されることはなくなりましたが、Confluence 4.0 へ移行した場合、ユーザーはマクロの挿入や編集に戸惑うかも知れません。参考までに右のスクリーン ショットは、先ほどのページの編集画面の全体図です。各マクロが意外と広い領域を占めているため、マクロが入れ子になっている場合は上下にスクロールしないと全体像を把握するのが大変かもしれません。もちろん、これも慣れだとは思いますが。

Wiki マークアップでの入力に関してですが、これについては完全に廃止されたわけではありません。

まず、[挿入 (Insert)] ボタンをクリックすると、そこに [Wiki マークアップ (Wiki Markup)] サブメニューが用意されています。これを選択することで、Wiki マークアップを使用してコンテンツを「新たに」入力できます。ただし、[挿入 (Inset)] ボタンをクリックした時点でその Wiki マークアップは直ちに XHTML 形式に変換されます。この変換は一方通行であるため、後で入力間違いに気が付いた場合でも「XHTML に変換された Wiki マークアップ」を「Wiki マークアップとして再編集」することはできないようです (変な日本語ですみません)。

次に、いくつかの Wiki マークアップを直接新しいエディターに入力することができます。例えば、h1. と入力した直後にスペースを入力すると、その行は瞬時に見出し 1 が適用された状態になります。この一連の操作の流れはショートカットを利用したコンテンツの作成の様ですね。

Wiki マークアップ エディター愛好者 (筆者もその 1 人ですが) の方は、アトラシアン社が公表しているドキュメント「Confluence 4.0 Editor – What’s Changed for Wiki Markup Users」をお読みになることをお勧めします。こちらのページには Wiki マークアップ入力からの移行に関する情報が記載されています。

次回の記事は「新しい編集画面その 2」の予定です。お楽しみに!

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